楽ゆる式◎セラピスト塾

根っこから体調がよくなる整体セラピーのヒント。心と体、魂のツボ。

「伸び悩み」と「改善止まり」を防ぐたった1つのコツ

 

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「1つ " ランダム性 " を入れる」
 
施術の最後でいい。
「いつもはしないこと」をしよう。1分でいい。

  
「いつものこと」では解決しないのが、本当の壁だから。
「いつもはしないこと」でジャンプする必要がある。
 
いいセラピストは「質の高い基本コース」をつくります。
「成果の平均」を上げるのは、大切なプロの仕事だから。
それはもちろん、何よりも大事。
ただ、それに縛られると、伸び悩むしかない。
伸び悩むだけならまだいいけど、患者さんの回復が、
どこかの点で止まってしまう。
 
その点って、どこなのか?……というと、
セラピストが提供する「プラス」と、
お客さんが抱える「マイナス」が「釣り合ってしまう点」。
つまり「プラスとマイナスの均衡点」です。
そこから動けなくなる。
リピートしてくれてた人が離れるタイミングでもあるね。
 
ぼくらは「実力を上げる」ことで、
その均衡点をできるだけ上にもっていこうとする。
でも、ほんとうは、いつものライン上ではなくて、
新しく違うラインが必要だったりする。
  
たとえるなら、そうだな……
塩にこだわる料理人は「もっといい塩を!」と思い過ぎる。
料理をおいしくするときに、塩ばかり見てしまう。
そうじゃない。
本当は2倍の値段の塩にするよりも、
パスタのほうをわずか1.1倍の値段のものに変えたほうが
「はるかにおいしくなった!」ってことが、
いくらでも有り得るんだよね。
 
だから。
 
施術の最後でいい。
「いつもはしないこと」をしよう。1分でいい。
 
その「いつもはしないこと」が思いつかないとしたら、
それこそ本当の勉強不足なんだと思うんです。