「どうやったら、永井先生みたいに
売れっ子になれますか？」
先日、そんな質問を、もらいました。
えっと、何よりまず、
「売れっ子」て（笑）
久しぶりに聞きましたわ、そのキラーワード。
まぁそれは大目に見るとして、
「売れる人になりたい！」
というのは、誰もが考える大事なことだと思います。
だって、
「お客さんを健康にしたい」といくら思っても、
そのためには「通ってもらう」ことが必須になりますからね。
まず、売れないといけない。
そのためには、信用されないといけない。
可能なら、好かれる人間でありたい。
……いま、どうでしょうか。
どうしたら「もっとそう」なれる？
「売れる人」になる方法って、明確にわかりますか？
いくつもタイプはあります。
でもまず１つ、明確なこと。
それは、
「よく売れる人」は、
「よく買う人」である……という事実です。
これの意味、わかりますか？
たとえば、
元AKBであきらかに今も１番売れている、
指原さん。
彼女は、自他ともに認めるアイドル・オタク。
つまり「よく買う人」だったわけです。
だから、
どんな人が、どういう理由で、何に惹かれて買うのか、
……というお客さん心理を、よく知っていた。
だから「よく売れる人」になれるんです。
自分自身が「アイドル」という立場になったときも、
「お客さんの目で見たら、こうして欲しかった」
ということが、手に取るようにわかる。
つまり「ツボがわかっとる」ということ。
これは、何でも同じです。
本を書くのが上手い人は、たくさんの本を読んでいる。
映画を作るのが上手い人は、たくさんの映画を見ている。
料理をつくるのが上手い人は、たくさんの料理を食べている。
――そうですよね？
じゃあ、整体をするのが上手い人は？
……たくさんの整体を、受けている。
※整体の場合は「壊される」というリスクがあるので、
可能な限り質の高いやつを受けましょうね。
そういう仕組みになっています。
だって色々「味わう」ことなしに
「喜びのツボ」を【体得】することなんて、できないから。
ぼくも、たくさん買って来ました。
もちろん「騙された！」と枕を濡らすようなことだって、
多々ありました（笑）
でもそれらがすべて、
自分が「売る側」になったときに、
役に立つんです。
●やったほうがいいこと
●やらないほうがいいこと
が、どっちも明確だからね。
リアルな「実例」として、
いくつもいくつも【身に染みて】学んでいるから。
マネすべきことは、リアルにマネができる。
マネしちゃいけないことは、しっかり避けられる。
自分で
「お金を払って学んできた」という
強い念があるから（笑）、
使いやすい学びとして、蓄積されているんですね。
だから、
あなたが「よく売れる人」になりたかったら、
まず「よく買う人」になることです。
そして、
「買う側としての自分の気持ち」を
くわしく・くわしく、眺めてみることです。
●どうして、これ、選んだ？
●何が理由で、ずっと使い続けてる？
●どんな部分が、他と違うと感じてる？
●他との違いは、何によって、理解した？
●実は気に入っていない部分も、ある？
●その部分は、なぜ、許せている？
●どんなものが出てきたら、乗り換えちゃう？
●それはどうして？
……ってね。
まず、１つのものでいい。
しっかり、自分の胸のうちを、探ってみる。
これらの魔法の質問のいいところは、
分析対象がどんな商品やサービスであっても
共通して使える、という点です。
本当は、整体を「よく買う人」だと、理想的です。
でも、たとえば、整体にはあまり行かないとしても、
美容院なら、いつも行くところがあるかも知れません。
だったら、美容院について、
↑の魔法の質問を使って、自分を深く眺めたらいい。
ヒント、ごろごろ、ありますからね。
もちろん美容院でもないなら、
Amazonでも、野菜の宅配でも、
パン屋でも、ドラッグストアでも、何でも構いません。
「いつもあそこを使っている」というところであれば、
何でもOK。
……もしそれが１つもないとしたら、
１つ、つくったほうがいいでしょう（本気で）。
「でも、100人ぐらいにアンケートを取るならまだしも、
自分ひとりの感覚を材料にして、いいんでしょうか？」
という疑問があるかも知れません。
そう、ここが大事でね、
「それだからこそ、いい」んです。
断言する。
だって、
「あなたの感覚に合うお客さん」に
来て欲しいでしょう？
そのほうが遥かに売れやすいし、
リピートされやすいし、
紹介もしてもらいやすいです。
何より、仕事がやりやすく、楽しく、疲れも少ないんです。
だから、もう一回、強調しておきますね。
「あなたの感覚を深く知ること」が
何よりも大切です。
そこは、一般に合わせるべきところでは、ありません。
そこは、一部の誰かに合わせるべきところでは、ありません。
あなたの感覚に、合わせるべきところです。
何を、なぜ、どんなふうに、売りたいか。
何が【喜びの中心】なのか。
ここは、あなたが好きなように選ぶ「べき」ところです。
こんな風に、
すべての買い物を、自分を知るための材料にできたら、
その買い物に使ってきたお金はすべて、
「生き金」になります。
「投資」として、回収できるようになります。
それはもう、オイシイ話だよね。
さて、
あなたのお気に入りは、何でしょうか？
もしかして、
楽ゆる式だったりするでしょうか？（笑）
ぜひ、考えてみて下さい。
できれば、
「よく買う人」に、なってみて下さい。
そして忘れずに、
「どんなツボを押されて買ったのか」を、
考えていきましょう。
それが「売れる人」になるための、
とても大切な、一歩目です。
ではでは、今日も、面白い一日を。
実際ぼくも、けっこう変なものをよく買います（笑）
（ヒットは、５つに１つぐらいかな）
