楽ゆる式◎セラピスト塾

根っこから体調がよくなる整体セラピーのヒント。心と体、魂のツボ。

弱いところ、ちゃんと見せてる?

弱いところ、ちゃんと見せてる?


あなたは、
弱いところを、ちゃんと見せてる?

……特に、
「一番、カッコつけたい相手」に対して。

 


たとえばその「相手」というのは、
意中の人かも知れないし( ← 言い方、古っ!(笑))
お客さんかも知れない。

弱いところ、
カッコ悪いところを、
ちゃんと「出せて」いるでしょうか。


ぼくはこれ、
健康のためにも、モテるためにも、
いい関係をつくっていくためにも、
超大事だと思っています。

なぜか?

ぼく自身が元々、
「カッコつけ野郎」だからです。

今はずいぶんマシになってきたし、
カッコよくないところも漏れ漏れですけど、
昔は、ひどかった……

「努力しているとこなんて、バレたくない」
「弱点なんか、絶対に知られてはいけない」
「できる人間に自分をつくり上げないと!」

つってね。

でも……

そういう人って、モテないんだよね(笑)

なかなか上手にやりきることなんて
できないから、

● 見栄っぱりな感じで、めんどくさい
● バレてるものはバレてるから、痛々しい
● プライドが高そうで、イジりにくい
→ 一緒にいてあまり楽しくない

ってことに、なっちゃう。

じゃあ仮に
「上手にやりきれていた」としたら、どうなるか?

● 完璧な感じがして、近寄りがたい
● 共感しあえない気がして、打ち解けにくい
● プライドが高そうで、やはりイジりにくい
→ 一緒にいて「楽しくないだろう」と心配になっちゃう
→ つまり、一緒にいてあまり「楽しめない」

って感じね。

つまり、どっちみち、
「一緒にいて楽しくない人」だということ。


もちろん、
成長を目指すのは間違いじゃありません。
素敵な人間になろう、
そういう人であろう……とする意思は、尊いです。


ただ、
「弱いところを隠さない」
「なかなか素敵になれない自分を認める」
ということができたら、
そのほうがずっと大きな成長だし、
はるかに素敵です。


ぼくはそれを「実感」できるのに、
時間がかかったなぁ……(笑)


しかもね、
これを個人として理解するのと、
「仕事人」として理解するのとでは、また
別だったりするんですよ。

要は、
「ホームページにはいいことばかり書いちゃう」
「Facebookでは、成功者ぶっちゃう」
みたいなことね(笑)

これが、足かせになります。


1つ、
ぼく自身の重要な実例としてね……

「ぼくも昔、自律神経失調症でした」って、
ホームページに書き始めてから、
うちの新規のお客さんは、ずいぶん増えたんです。

「先生も昔、お辛い体験、なさったんでしょう?
 そういう人に、ぜひ診てもらいたいって、思いました」

そんなことを言ってくれるお客さんまで、
いてくれる。


これが、わかりやすい例かな。


そう、
「誰でも見られるホームページなのに」です。

いや、もっと正確に言おうか。
「誰でも見られるホームページだからこそ」、
あなたの弱みを書いておくべきなんです。


だってね……

ユニクロの服だって、
ダイソーの雑貨だって、
「安いのに、質がいいもの、増えたなー」
って、思うでしょう?

そう、そういう時代なんです。

品質だけでは、勝負できない。
(当然、品質は高くないとダメだけどね)


【人間味】が問われます。

これね、勘違いしちゃいけないのはね、
【人間力】ではなくなってきた……ということね。

そうそう、ここは大事なポイント。


ある程度、ポンコツでいいの。
1つだけ得意なことがあれば、それでいいの。

だから、
人間力じゃなくて【人間味】ね。

人間力なんて、すごいものを問われるより、
よほど気楽でしょう?(笑)


最近売れてる芸能人なんて、
ほとんどの場合、
「ほどほどポンコツで、かわいらしい」
という人たちばかり。

あのダウンタウンでさえ、
「かわいらしく」なってきてる。


もちろんぼくも、まだまだでは、あるんだけど。
どうやって、
「弱いところを見せる勇気」を出すか?

それは、
あなたが大好きな誰かを、想像したらいい。

その人はきっと、
あなたに「ポンコツさ」を、
ちゃんと見せてくれているはず。

それさえ、実感できたら、
「そっか、それでもいいんだ」って、
思えるはずなんです。



人間味ほど、強い武器は、ないよ。

だってそれは、
ぼくやあなた、それぞれが、
親御さんやご先祖さん、神様的な人たちに、
「もらって生まれてきた」ものだから。

そんなん、すごいパワーに決まってます。

生来の、
元来の、
疑いなく、
濁りもない、
あなたの、
オーガニックな力。


それ、使わない手は、ないでしょう。
それ、大事にしないのは、
バチ当たるよね。


そんわけで、大事に、考えていこうね。


あなたの人間味って、どういうところ?
あなたらしい弱さって、どういうところ?

もっといえば、
あなたの「憎めないところ」って、どういうところ?
(これがわかれば、すごいんだけどね)


それは、
プライベートでも、
仕事でも、めちゃくちゃ重要だよ。
そしてこれから、ますます重要になるよ。


ではでは、今日も、面白い一日を。
弱いところと得意との落差が、「ギャップ」だもんね。