楽ゆる式◎セラピスト塾

根っこから体調がよくなる整体セラピーのヒント。心と体、魂のツボ。

「心のツボ」を探しなさい

「心のツボ」を探しなさい


「どうやったら、永井先生みたいに
 売れっ子になれますか?」

……そんな質問に、前回、お答えしました。
(だから↑これ、デジャヴじゃないよ(笑))

 
結論だけ復習すると、
「まずは自分の喜びのツボを徹底的に知るべし」
ということでした。
「買う人の気持ち」に、詳しく詳しく、なるために。

そうやって掴んだ自分自身の【熱源】が、
誰かが「自然に買いたい」と思ってくれる
求心力の「源」になるんです。

「ぼく自身も、こういう理由で
 超買いたいって思うようなものなんだ!」

って、腹の底から言えるから、
その【熱】に触れた人も、
「どうやら本音でいいと思ってるらしいから、話を聞いてみよう」
って、なるわけです。

そうやって、
あなた自身の「心のツボ」がわかって、それを大切にできたら、
まずは「好みと表現タイプがあなたと合う人」に売れます。
熱が伝わるからです。

この基本を飛ばして
最初からキョロキョロ周りばっかり気にすると、
「誰の心にも刺さらない、他人にただこびたもの」ができちゃう。
(マーケティングを半端に勉強すると、そうなる)

だから、
一歩目が「自分の心のツボ」だったわけですね。


※具体的な方法については、前回の記事を見てね。
「「売れる人」になる【一歩目】とは?」
https://www.rakuyurus.jp/entry/2020/11/15/203822


さて、じゃあ、
次にどうするか?

「人の心のツボを知るべし」です。

そう、これが大事。

「好みと表現タイプがあなたと合う人」
だけに売れていたら、伸び悩むからです。
(または、充分お客さんができるまでに、時間がかかり過ぎる)


●人は、何に喜ぶのか?
●人は、どんなものだったら、高くても買っているのか?
●どんなものだったら、通ってるのか?
●その理由は?
●気に入ってたのに途中でやめるのは、何がきっかけ?
●その決定的な理由は?
●逆に、どんなきっかけがあったら、また再開する?


――そういう、
誰かの「買う気持ちの深いところ」を、
説明できますか?
一人でもいいんだけど、
「この人については、代わりに説明できるよ!」
って人、います?




うん。

普通は「できない」と思います。

ぼくも昔は、ぜんぜんできなかった。
そもそも「自分のツボ」さえ、
わかってなかったしね。

でも、
↑ぐらいまで理解できる相手が一人でもいたら、強いよね。
そりゃもう、圧倒的に、強い。


だって「心のツボ」について、

●どこにあるか
●どれぐらい圧したら一番気持ちいいか
●どれぐらいで抜いて欲しいか
●どんなやりかたは逆に嫌か
●どうすれば「また圧して欲しい」と思うか

みたいなことが、わかるってことだからね。


想像してみて。

「そこまでわかってる人に、
 ツボ圧しをするなら、喜ばれやすいのは当たり前」

……ですよね?

だってもう、
『攻略法』が全部わかってるようなものだから。

それこそ、
お客さんが来たと思ったら、

「今日圧してもらったら超うれしいところ全部に、
 赤いシール貼ってあるよー」

って、言ってくれるみたいな話でね(笑)


そう。

根本的には、
「何かを買ってもらう」のも、同じです。
ツボがわかっていたら、
ものすごくやりやすいんです。

そしたら、
「売り込む」という必要がないから、
いやらしさも、気まずさも、抵抗感も、
断られる怖さも……そういうストレスがない。
全然ない。

(ぼくは開業以来、ずっとそうです。
途中、何か勘違いしたとき以外はね(笑))



じゃあ、
「人の心のツボ」に詳しくなるには、
どうしたらいいか?

ぼくが試して来て、
実際に有効だったことが3つあります。

売れたい人……はもちろんだけど、
ほんとうのことを言うとね、
そんな浅い話じゃないんです。

「大事な人をちゃんと大事にできる人間でありたい」とか、
「信頼される人間になりたい」という人に、
役立つ話です。

ぜひ知っておいてね。



1)「社会心理学」を学ぶ

人の気持ちを知るなら、心理学!
……って思いがちです。
でも、すぐ使えるのは、こっちだと思います。

集団心理、
社会的欲求、
影響の受け方・与え方……

「図解」みたいな読みやすいものも出ているし、
心の仕組みもそうだけど、
その「動きやきっかけ」が理解しやすいです。

だからでしょうね。
お勉強っぽい本と違って面白いのも、いいところ。


2)「大事な人」について詳しくなるゲーム

実はこれが、一番大切です。
「あの人については、かなり詳しいですよ」
という相手を、まずつくること。

それこそ、
家族でもパートナーでも友人でも。

せっかくだから、
親しい人や、親しくなりたい人を選びましょう。

そして↑で書いたような質問を使って、
「その人が何になぜお金を使ってきたか」
を教えてもらうんです。

ぼくの場合は、奥さんです。
彼女の「ツボ」に、すごく詳しくなった。

もともとは仕事目的ではありませんでした。
でも、仕事に、めっちゃくちゃ役に立った。
ぼくの仕事のメインのお客さん層は、彼女にピッタリ一致するから。
(つまり、次から次へと「ツボが見える相手」が来てくれる)

そしてもちろん、プライベートでも、すごく役に立ちます。
好きな物をつくるにしても、
プレゼントをあげるにしても。
なんなら、彼女が読む小説だって、80%は、ぼくが選んでいるぐらいです(笑)


3)「素質心理学」を使う

最後は、これです。
ちょっと裏ワザかな……

でも、すごく便利です。
統計と四柱推命を使って色んな「素質」が
わかる心理学です。

誕生日さえあれば素質が診断できるから、
パッと見は「占い」です。

……ただ、この「使える度合い」は、
ちょっとヤバいです。

それこそ、
何を好み、何を嫌がるか。
何をモチベーションにする人か。
どういう言葉を好むか。
何をされたら怒るか。
でも、どんな謝り方なら、つい許しちゃうか。
それはどんな価値観に基づいたものか。

……そういう「ツボ」が、よくわかります。

実は詳しくなると、
「弱点の内臓」とか、
「かかりやすい病気」とかも読めたりする。

だから、実を言うとぼくは、
「全お客さん、全生徒さんの素質」を知っています。
誕生日、教えてもらうからね。

だから、
「ものすごい数の心のツボの実例」を
拝見してきた……とも言えます。

「え……?こんな言葉のほうが、このタイプは、喜んでくれるの?」
「自分とは違うから不思議だけど、試してみるか……」
「げ、マジか、すげえ喜んで、次の予約取っていってくれた。
 いつもムスッとした感じの人なのに」

みたいなね。

それが「自分とはツボが違う人」を
学んでいくプロセスです。

そして、
「お客さんの幅は増えながらも、信頼関係は深いまま」
という理想を叶える、確実な近道でした。
ちょっとだけ、ズルいぐらいの、ね(笑)


じゃあ、その「素質心理学」は、
どこで使えるのか?
学べるのか?


……それは、この12月からはじまった
新しいサービス、「健康ラボ」です(笑)
(最後にちょっとだけ宣伝)

メルマガ読者さん限定のキャンペーンもあるので、
↓のほうで少しだけ詳しく、ご案内します。



いずれにしても、
大切なことは「人の心のツボを知る」という
アンテナを持って、日々、人と話すことです。

「この人のツボは、どこだろう?」

これを普段からしている人と、
まったく意識していない人とでは、
心や言葉の成長速度が、天地の差になってしまう。

だからぜひ、試してみてね。

『「大事な人」について詳しくなるゲーム』は、
ほんとうに見返りが大きいから。


ではでは、今日も、面白い一日を。
「人に詳しい」ということより強い知識なんて、
たぶん無いよね。