「大事なものと、そうでもないもの」
が、ハッキリしてしまった。
……コロナの影響の、
とても大きな1つが、この変化だと思います。
あなたも、思い浮かびませんか?
「こんなときだから、始めたこと」
「こんなときだから、やめたこと」
「こんなときだからこそ、続けていること」
「こんなときだから、ますます好きになったこと」
「こんなときだから、嫌いになってしまったこと」
とかね。
この変化の本質をおさえておくのは、
スーパー大事です。
なぜって、
今後、人気が上がっていくのか、
下がっていくのかが、分かれてしまうから。
とても大切なポイントは、まず、理由です。
どうして、こんな変化が起きたのか?
「制限」です。
大きくは3つかな……
1)仕事
2)お金
3)自由
に、制限がかかってしまった。
そしたら、
「限られた中で、どうしよう」って、考えます。
だから、
「大事なものと、そうでもないもの」
が、ハッキリしてしまった……わけです。
実際、セラピストの業界でも、
「そこまで大事じゃないものだった」という
分類をされてしまったお店は……
ものすごいダメージを受けています。
なぜ、そんなことになってしまうか?
はい、ここで、
さっきの「制限」の話が、活きてきます。
1)仕事
2)お金
3)自由
要は、これらが、
「ある程度、奪われてしまった」または、
「ある程度、奪われるかも知れない」わけです。
じゃあ、ぼくらがやるべきことって、
1)仕事
2)お金
3)自由
などを得ていくために、
自分たちのサービスは役に立つものだよ!
ということを、わかるようにしておくことです。
せっかくだから、
魔法の質問のカタチにしてみようか。
あなたのセラピーは、
お客さんの「仕事」の役に立ちますか?
なぜ、どんなふうに、役に立ちますか?
あなたのセラピーは、
お客さんの「お金」の役に立ちますか?
なぜ、どんなふうに、役に立ちますか?
あなたのセラピーは、
お客さんの「自由」の役に立ちますか?
なぜ、どんなふうに、役に立ちますか?
●これに、答えられますか?
●その答えを、きちんと説明できていますか?
●その答えは、ホームページに書いてありますか?
この差は、とても大きいです。
コロナで人気が上がったところというのは、
説明ができているんです。
だから「行くべき理由」が、減らなかった。
むしろ、増えたりしてる。
超具体的に、整体業界でいうなら、
「免疫力」です。
これは、
コロナ予防の土台となることで、
仕事も、お金も、自由も助けうるものです。
だから今、
「免疫力にプラスなことをしてくれる」
という納得感のある整体院は、強い。
そうじゃないところは、明らかに弱っている……
もちろん、他のことでも、いいんです。
1)仕事
2)お金
3)自由
のどれでもいいから、
強力にサポートできる要素があるなら。
災害などの大きな変化って、厳しいです。
ぼくのところでも、4~5月は、
3分の1ぐらいの予約が、キャンセルになりました。
遠方の人とか、お年寄りの方とかね。
それに、セミナーは一切、開催できませんでした。
でも、
「移動の不安がない人限定のキャンセル枠のお知らせメール」
を始めたことによって、空き枠は、ほとんど埋まりました。
そして、
健康に役立つ「教材」や「ツール」は、
平均の月以上に、求められる数が多かったぐらいです。
……そう考えたら、3種類ですね。
1.元から備えがあった人
2.ことが起きてからすぐ備えた人(備え方が正しかった人)
3.何もせずにいる人(または備え方がズレている人)
残酷なようでいて、
1の人たちは、人気が上がっています。
2の人たちは、一旦下がっても、もう盛り返しています。
(元通りか、元の7~8割とか)
つまり、3が、
人気がガタンと落ちている人たちです。
ぜひ、今回のヒントを元に、考えてみて下さい。
コロナを経て、人々は、何を失ったのか。
何を失おうとしているのか。
(これは、さっきの魔法の質問が、ヒントになるね)
逆に、何を得たのか。
何を得ようとしているのか。
「そこに応える」ことです。
大波が来たときに、まずやるべきことは、大波を知ることです。
よく知れば、溺れないで済む。
それどころか、波に乗れます。
だから、お客さんに聞いたほうがいい。
「コロナで、生活が、どう変わったか?」
聞いてますか?
意図をもって、聞いてますか?
聞いた結果を、サービスに反映していますか?
ヒントになれば、うれしいです。
断言できることとして、
「コロナでお客さんが減った人たち」が得たものに、
「先のことを考える時間」が、あるからね。
今からでも備えれば、まったく違った3ヶ月後、
半年後になるからね。
ではでは、また、面白い日々を。
いつだってピンチのぼくを支えてきたのは、
「紙とペン」でした。考えて、書いて、考えよう。