「ぼくらは常に共鳴している。
まるで1つの生命体のように」
(氣の賢人)
●なぜ、邪氣を受けるのか。
●そして、どうしたらいいのか。
セラピストの「一生の課題」です。
……いや実は、人と多く接する仕事人にとって、かな。
美容師、ネイル、介護、教育系の人からもよく悩みを聞きます。
ぼく自身、そうとう頭を悩ませて来ました。
どうしたって、スキルが上がれば上がるほど、
重たい症状……つまり「重たい邪氣」を持つ人が来ますからね。
邪氣=氣の滞り だから、
病氣=氣が病んでいる 状態の人だったら、
「滞りまくり」=邪氣たっぷりなわけです。
そういう人の「滞り」≒「詰まり」を解放するのが、
ぼくらの仕事です。
指でやろうと、ハリでやろうと、
氣、言葉、アロマオイル……何でやろうと、共通です。
だから、
「強い治療力」を得れば得るほど、
「強い浄化力」も必要になる。
「お掃除」で考えたら、わかりやすいですね。
「こびりついた汚れ」をゴシゴシやるとき、
掃除する人の手にも汚れはつきます。どうしたって。
「共鳴作用」はよくも悪くも起きちゃうので、
お客さんの氣はあなたのレベルに向かって「上がる」けど、
あなたの氣はお客さんに向かって「下がる」ことになる。
(中には、お客さんより氣のレベルが低いセラピストもいるけど、
これは本当にあかんケースです)
これが基本的な「邪氣を受ける原因」です。
ただ、これ自体は「当たり前なこと」なんです。
「タクシー運ちゃんは、車の手入れや掃除をするのも仕事」
というぐらい当たり前。
セラピストは、
「セラピスト自身の手入れや掃除をするのも仕事」
なんです。
だって不健康な人には邪氣がある……というよりは、
「邪氣を溜めちゃったから不健康」なんだからね。
誰も悪くない。
そうそう、まずこれ、本当に大事です。
「邪氣」を特別視しないことね。
「そりゃあ、掃除は必要だよね」というぐらいの
「ノリ」で扱ったほうが、ずっといい。
変に深刻視しないでね。
たとえば、ある氣の先生なんて、密教系の達人でね。
「氣功治療をやる日」というのを週の中で何曜と何曜だけって
決めていました。
で、その日は
「朝から必ず水浴びて禊ぎ(みそぎ)をやるんだ」と。
しかも2時間はかかるんだって(笑)
でもそうしないと、邪氣をすごく受けるし、
昨日までの邪氣を引きずってたらいい氣功ができないし、
氣の力を最高のレベルにできないんですって。
だから、
「俺は、体調のことで悩んだことのない施術家は信用しねえ。
本当に治せるやつは、重い氣を受けてるの、当たり前なんだから」
なんてことを言ってた。
その気持ちは、ぼくもよくわかるんです。
禊ぎまでが必要とは思わないけれど、
「浄化」はたしかに必須です。
タクシーの運ちゃんが車の掃除しなかったらビックリするけど、
ほんとうにそういうレベルのことだと感じます。
……そう書いてみて、一人一人思い浮かべたんですけど、
「病氣さえ治しちゃう系」の達人たちってみんな、
邪氣の予防に真剣な人たちでした。
100万以上するパワーブレスレットを、しかも両腕に
巻いてるとかね(笑)( ← 整体業界で1番有名かもしれない人)
結界はってたり、盛り塩を毎日変えてたり、
浄化のアロマを炊いたり、セージの葉で部屋をいぶしたり……
やり方はそれぞれだったけど。
だからもう、割り切っちゃいましょう。
「邪氣」はよくある当たり前のもの、特別じゃない。
仕事上、付き合っていくものではあるから、
「予防と浄化を習慣化する」
できるなら「予防と浄化を効率化する」。
ぼくはそう考えるようになりました。
でも時間はかけたくないし「すぐ忘れる」から(涙)、
レイキだけでなくツールも使って効率化をしてきました。
結果、疲れも減ったし、施術の効果も上がった。
さて、じゃあ、何から始めたらいいか?
まず最低限やれる予防は、これ↓。超基礎。
これだけでも全然違います。
●実はみんな必須!5秒でできる邪気の浄化方法
www.youtube.com
ただ、これでは「追いつかない」ケースも、
どうしても出て来ます。
いるでしょう?
「別に硬いわけじゃないのに、施術すると超疲れるお客さん」
がね。
そういう「強い邪氣」に対応するには、
強くて清いパワーに触れるといい。
「氣がすごい人やもの」か
「自然」と場をともにすることです。
レイキなどの氣功をやれる人とか、
本当にパワーのあるアイテムをもっている人は
それで大きく助けられます。
(ただし、パワーアイテムは、定期の浄化か永久浄化が必須条件)
いずれにしても、
月に1回は「純然たる大自然」に身を置きたいね。
氣の療養(回復)にも修養(スキルアップ)にもなるから。
スマホをもたずに、風が通る服装で。
そうするにはとてもいい季節が、
またやってきましたしね。
「氣のお掃除」を、当たり前の習慣にしましょう。
ではでは、また、面白い日々を。
いいものと「つながり続ける」こと。