「あきらめない」のは、楽しいことだ。
「あきらめない」は、
「うまくいかないことを我慢する」という意味じゃない。
そんなイメージは、捨てよう。苦しいだけだから。
「アレコレ違うアイディアを試す」ということ。
「人の力も借りる」ということ。
「たまに離れてみる」ということ。
「改めて、基本のやり方をもう一度やってみる」ということ。
「本当に必要なんだっけ?」と見直すこと。
「そもそもの目的って、何だったっけ?」と俯瞰すること。
「必要な部分だけやるのでもOKだっけ?」と的を絞ること。
「なんなら、いったん置いておこう」ということ。
「よし、色々わかった上で振り出しに戻ろう」ということ。
「最初とは違った視点で、アイディアを試そう」ということ。
……そういうぜんぶを含めたのが、
「あきらめない」です。
ぼくは「自由研究」と呼んでいます。
そういう「あきらめない」は、楽しいよ。
セラピストがそういう人だったら、
患者さんが「絶望する理由」が、ガツンと減るよね。