楽ゆる式◎セラピスト塾

根っこから体調がよくなる整体セラピーのヒント。心と体、魂のツボ。

独立する自信は、どう身につけたらいいか?

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「どうしたら、独立する自信がつきますか?」
そんな質問をいただきました。

2つのポイントで、乗り越えましょう。

 
たしかに、独立なんて、
「生まれて初めてする」んだから、
不安なのは自然なことですよね。

正直なところ、ぼくは独立するのに、
5年は修行期間がいるだろうと思っていました。
でも実際は、整体師になってから1年半で独立しました。

なぜそんなことができたのか?


早い話、
「独立に関する不安」って、
つきつめると、2つなんです。

1)技術不足という不安
2)集客できるかという不安

つまり、
「腕がまだ足りないんじゃないか」
「お客さん、来てくれないんじゃないか」
ということね。

怖がりのぼくが、
たった1年半のキャリアしかないのに、
乗り越えられたのは……

1つ目は、技術に「定番」+「切り札」を持っていたこと。
2つ目は、どんな臆病な自分でも納得できる実績を作ったこと。

今振り返れば、この2つが大きかったです。
それぞれ、説明しますね。


まずは技術について。

結論を言っちゃうと、
「技術がもう充分だ」なんて、きっと一生、思いません(笑)
向上心があれば余計にそうだし、
腕が上がれば上がっただけ「症状が重い患者さん」が来るからね。

だから、逆にいうと、
「どんな症状の人が来ても、必ずプラスになる定番がある」
「自分でも予想外の効果が出る、マジカルな切り札もある」
と思えるかどうか。

その問題なんです。

この2つがあったから、ぼくは、
「すぐ結果が出るかどうかはわからないけれど、
 うちに通ってもらう意味は、必ずある」と思えた。

だって、
「絶対にプラスなことをやりつつ」
「奇跡が起こる可能性も常にある」んだからね。
そしたら、
「またお願いします」って、堂々と言える。

その気持ちがないと、リピートなんて起きません。
あらゆる言葉に「念」が乗らないからね。

ちなみに独立当時のぼくにとって、
「定番」は、骨格、内臓のケアだった。
「切り札」は、頭蓋調整、レイキでした。

それが今、楽ゆる整体スクールの中級クラスに
そのままなってるんですね。
いま気づいたけど(笑)

つまり、
「鉄板ネタ」と「魔法ネタ」を、
それぞれ身につけておいたらいい、ということですね。

「え、そんな症状(病気)もよくなったの?」
って、セラピスト側のあなたの予想を超えるビックリ回復例が
5つ以上出て来たら、
あなたの「切り札」は整ったと思っていいでしょう。


さて、2つ目。
「お客さんが来てくれるか」という不安について。

ほとんどの人は、ここでつまづきます。
本当に恐ろしいのは、
半端に「技術には自信がある!」というケースで、
オープンしたけど全然お客さんが来ない(涙)というもの。

どうやったら、自分にその力がついたかを
チェックできるか。

「勤めているお店で、人気でTOP2割に入れるか」
これです。

会社の中で活躍できていない人は、
独立しても通用しない。
これは冷酷だけど、セラピスト業界でもどこでも、同じです。

お店で人気があれば、
独立してもお客さんがついてきてくれる、
というケースももちろんあるでしょう。

でももっと大切なのは、
「自分はちゃんと売れっ子になったことがある」
という事実です。
根っこにこれがあると、自信の深さ、安定感、安心感が
ぜんぜん違う。
それは必ず、お客さんに伝わってしまいます。
それも、無言のうちに。

ひとり先生として独立している人の施術を受けていても、
「あ、この人は売れて来なかったんだろうな」
というのは、なんだか、わかってしまうんです。

だから、独立を目指す人は準備として、
まず、お店に勤めてTOP2割になりましょう。


というわけで、
独立する自信がつく超具体策は、
1)「定番」と「切り札」となるスキルを持つ
2)TOP2割に入る体験を「独立前」にしておく
という2つでした。

……きびしい?(笑)

いやでもね、
それをちゃんとせずに独立するほうが、
よほど人生、きびしいからね。

大切なチェックとして、
覚えておいてほしいお話でした。

ではではまた、面白い毎日を。
指名を増やすために、色んな工夫をしたなぁ……