「19年、毎週かよってたマッサージ、
行かなくてすみました……2ヶ月もですよ、先生っ!」
昨日、こんなこと言われました。
そりゃあ、うれしかったでしょうねー!
ぼくもうれしくなりますわぁ。
なぜ、こんなハッピーが起きたんでしょうか?
一番はきっと、神経のゆるみです。
「カラダが19年ぶりに安心した」といってもいい。
筋肉をマッサージでほぐすって、
いいことばかりじゃないからね。
とり肉とか豚肉を焼く前に、
がんがん叩いて柔らかくしたこと、ありますか?
あれ、「筋繊維が切れるから、柔らかくなる」んです。
強いマッサージも、同じこと。
しかも生きてるカラダにそれやっちゃったら、
「慌てて修理する」よね。
そして、
「またいつ攻撃されるかわからないから、警戒する」しかない。
警戒⇒緊張⇒もっとひどいこり。
そのくりかえし。
筋肉をほぐすより大事なことは、
筋肉を硬くしている理由のほうをほどくこと。
筋肉を硬くしているのは誰? なぜ?
神経が、怖がっているから。
攻撃性の刺激ばかりに、さらされていたから。
となると、解決策はもう、見えますよね。
「守られた体験」をしてもらうこと。
このへんは、カウンセリングとそっくり。
ぼくらは多分、手でカウンセリングを、してるんです。
そう思うと、手の使い方の正解も、
わかりやすくなるよね。
もむより、ほぐす。
ほぐすより、ほどく。
ほどくためには、なじむ。
なじむためには、やわらげる。
やわらげるためには、いくつしむ。
・・・みたいなね。
ぼくたちは、
「おばあちゃん代行業」なんだね。