楽ゆる式◎セラピスト塾

根っこから体調がよくなる整体セラピーのヒント。心と体、魂のツボ。

【心体.48】『明らかな違い』がガツン!と出る最も確実な方法

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よく聞かれるんです。
「差別化ってどうやったらいいんでしょうか?」

確かに「死ぬほど大事」なんですけど、それだけに、
「イタすぎる勘違い」がとにかく多いテーマです。

でも、本質さえわかっていれば、明日からでも
グンと変われるものだったりする。

・・・というわけで、
シリーズにしてみようかな、と。

「本当に喜ばれる差別化 6つの視点」ということで。

是非やるべきことと、絶対やっちゃいけないことを
しっかり区別できるようになっときましょう。

 



●「肩が特に辛いです・・・」
 って人、多いですよね。
 (肩こりは「女性の健康の悩み」No.1です)

 さて、肩のケアをするときに、
 「必ずケアするポイント」って、
 どこですか?

 ちょっと思い出してみましょう。

●きっと、
 パターンとして一般的なのは――

 ・僧帽筋(肩の表面)
 ・菱形筋(肩甲骨の間)
 ・広背筋
 ・ローテーターカフ(肩甲骨まわり)
 ・肩甲骨
 ・胸椎(背骨の胸部分)
 ・肋椎(背骨と肋骨のつなぎ目)
 ・肩井(ツボ)

 ――あたりじゃないでしょうか。

 ただ、
 これぐらいは、マッサージのお店でも
 氣の利いたところだとケアしてくれます。

 で、
 こっからが、大事なんですけど・・・

●こんな↓ところは、
 どうですか?

 ・大胸筋 & 小胸筋(胸の筋肉)
 ・烏口腕筋(肩→腕をつなぐ筋肉)
 ・上腕二頭筋(二の腕の平側)
 ★上腕三頭筋(二の腕の甲側)
 ★側頭筋(耳の上の筋肉)
 ★鎖骨(胸鎖関節、肩鎖関節)
 ・曲池(ひじ付近のツボ)
 ★手三里(曲池の近くのツボ)
 
 ・・・やってます?

 このへんは、何かというと、
 「普通の人は、肩こりと関係ないと思うところ」
 なんです。
 
 そして、
 「関係ないと思ってたのに、気持ちよい!」
 ところでもあります。
 
 (特に★マークのやつは大事です。
  もちろん、肩こりに密接に関係してる)

●なんでこんな話をするか?

 ・・・というと『差別化』は、
 意外と簡単にできちゃうよ、という視点を持つための、
 ちょうど良いサンプルなんです。

 差別化というと、
 「なんかオリジナルのことをしなきゃ!」
 って、ついつい、大げさに思いがちなんです。

 そりゃあ、
 オリジナルな(珍しい)武器(主に施術法)はあった
 ほうがいいです。1~3つぐらい、欲しい。

 でも実は、そもそも、
 差別化には大きくわけて
 「2つの方向」があるんです。

●スクールでもよく伝えることなんですが・・・

 1)「他の人ができないことをやる」
 2)「他の人はやらないことをやる」

 この2つは、どちらも
 強い差別化になります。

 1ばっかりじゃなくていい。
 2だって、立派な差別化なんです。

 で、ポイントとなってくるのは、
 2だったら、
 「明日からでもやれる」ということなんですね。

●具体的にいきましょう。

 それこそ、さっき出て来た――

 ・大胸筋 & 小胸筋(胸の筋肉)
 ・烏口腕筋(肩→腕をつなぐ筋肉)
 ・上腕二頭筋(二の腕の平側)
 ★上腕三頭筋(二の腕の甲側)
 ★側頭筋(耳の上の筋肉)
 ★鎖骨(胸鎖関節、肩鎖関節)
 ・曲池(ひじ付近のツボ)
 ★手三里(曲池の近くのツボ)

 というパーツを、
 「肩こりのケア」に取り入れる。

 これはもう、充分、差別化なんです。
 「他であんまりやってないパーツ」だから。
 
 「へー!
  こんなところが肩につながるんですね!」

 そう言ってもらえたら、
 それはもう充分、「この先生、他とは違うな」
 って思ってくれてるんです。

●もっと言えば、
 わかりやすく、
 「ここ、けっこうグッときませんか?」
 って聞いてみてもいいです。

 そうすると、
 「うーん、イタ気持ちいい感じです」
 みたいになりますね。

 この『投げかけ』を1つはさんでから、
 「実はこれ、○○さんの肩こりにつながってるんです」
 
 ・・・って話していくと、
 面白さはさらにアップします。

 「この先生は触ると色々わかる人なんだ」
 という信頼感にも、つながってくる。

 (アピールするのでなく、やりとりの中で自然に
  感じてもらうことが大切です)

●特によくある盲点が、
 「上腕三頭筋(二の腕の甲側)」です。

 これ、ケアしてますか?
 
 肩甲骨、背筋全体、首の後ろ側、後頭部にも
 つながる、すごく大切な筋肉です。

 なのに、目立ってない!

 ここがポイントです。いわば、
 「隠れたスター選手」なんですね。

 だから、
 ちょっと表に出してあげるだけで、
 大きな魅力を発揮するわけです。

●ね、難しくないでしょう?
 
 まずは、この根本を、
 忘れないで下さい。

 1)「他の人ができないことをやる」
 2)「他の人はやらないことをやる」

 この2つ。 
 特にまずは、2つ目ですね。

●すげえわかりやすく言えば、
 肉料理ですよ。
 
 「豚肉のしょうが焼き」を出しても
 「いいね~」って喜ばれますよね。
 定番だし。

 でも、

 「チャーシュー」をドン!と出したら、
 「え?これって家で作れるの?すげーーー!」って
 なるわけです。
 
 『特別感』があるから。

●ただ、
 クックパッドで調べてみて下さい。
 
 チャーシュー、超簡単ですから(笑)
 僕も何度か作りましたが、
 炊飯器ですごくカンタンにおいしくなるわけです。

 そう、
 そういうことなんです。

 「実はカンタンなのに、
  他の人はあんまりやらない」

 ――というのは、すごくオイシイ。
 施術だけの話じゃないですね。

 『特別感』の正体なんて、
 何の変哲もない「炊飯器」だったんです(笑)
 
●まとめましょう。

 要は、
 「すごいこと」じゃなくても、
 充分、差別化はできまっせ!

 ・・・というのが、初回のポイントです。

 「すごさ」は大事ではあります。
 でも、「すごさ」を求め過ぎると、
 ちょっとね、バランスが崩れがちなんです。

 お客さんが
 喜ばない方向に行っちゃうことがよくある。
 それは正直、エラーです。

 「すごいこと」と、
 「すごくはないけど新しいこと」は、
 両方、とても大事なんです。

 この視点でぜひ、
 できることを探してみて下さいね。

 必ず、
 いくつも出てくるはずですから。


 ――というわけで次回は、
 さらに具体的に、「使えるネタ」を見ながら、
 もう一歩、差別化のテーマを
 踏み込んで行きましょう。


・・・それではまた、面白い毎日を!
まずは上腕三頭筋、ケアしてみて下さいねー(笑)


・・・編集後記につづく。
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 ▼第13回(1月10日(日) 13時~18時 )
 
  『 異常に深く効く「ズルいツボ」 ―― ゼロ・スポット。
   ~ 深層筋、内臓、ホルモン、脳までとどく調整点 ~ 』です。
   
  「何にでも効くツボがあったらいいのに・・・」
  そんな都合のいいこと、考えること、ありませんか?
  僕は、よくありました(笑)

  そんなニーズに応える今回の特長は・・・

  ● 目的に合わせた特別なツボを使うため、知るだけで、大きな効果が出せる 
  ● 刺激法が明確なため、コツをつかめば誰でも(ほぼ素人でも)すぐ実行可能
  ● 「ケアの仕方がわからん!」ような箇所にも、改善効果が期待できる ⇒ 病気対策にも。
   (脳、ホルモン系、深層筋、経絡のメイン筋、内臓ひととおり、脱力 etc)
  ● ツボへの刺激なので、気持ち良さも上々
  ● やることは超シンプルなので、効果の深さの割に、所要時間が短い
  ● オマケで今回伝える「ゼロ・スポット」の一覧表(A4)が付くので、覚えなくて良い
   (壁にでも貼っておいて、症状に合わせて使うといいです)
 
  ・・・といったところです。

  期待できる効果・メリットは・・・

  ○ 脳に届くケアが可能になる
  ○ 内臓機能の改善がかなりやりやすくなる(他の施術との相性も◎)
  ○ 脳波、ホルモン、3丹田など、全身に影響する『総合スポット』が超便利
  ○ すべて独自のツボなので、差別化要因としての価値が大きい
  ○ すべて、セルフケアにも使える

  などなどです。

  「病気のケアまでできるようになりたい」という人には、
  とても心強い武器になるかと。
  今回はなかなか、ロマンがありますよー。

 ⇒ 詳しくは・・・ http://www.ht-b.jp/erm/seminer/9.html

■来年の2月21日(日)の14時~16時に、
 「セルフケア塾」ということで、自分で治すスキルを
 身につけるクラスをやります。

 タイトルは決まってまして・・・

 『疲れを50%OFFにする!手早く便利な体活術(全身)』
  ~ まずは疲れにい & 治りやすい「よく巡るカラダ」へ ~

 最初は、基礎ってことで、全身に良いやつです。
 疲れにくい座り方、食べ方、飲み方、呼吸、
 全身をゆるめて巡らせるセルフケアあたり。

 今、どこまでを盛り込もうか整理してるんですけど、
 費用対効果は、かなり高いものになると思います。

 セラピスト自身にはもちろん、
 「お客さんに渡すおみやげ」としても、便利ですしね。

 興味があれば、予定、空けておいて下さいませ。
 案内ページが整ったら、追ってお知らせしますね。

 あ、あと、
 「こいうのがあったらいいなー」などの
 リクエストがあれば、お気軽にどうぞ!
 (コメントでもFBでもメールでも何でも)


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■編集後記:
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作務衣を着てる先生、
けっこういますよね。

あくまでも、
作務衣全般がダメってわけじゃないですけどね。

ああいう「クタ」っとする生地って、
よほど氣を付けないと「なんだか少し小汚い」印象に
なっちゃうことが多いです。
(実際、ギリギリな先生がけっこういます(涙))

個性を出したいときに、
必ず意識しておきたいポイントがこの、
「清潔感」です。

「不潔」だったらもちろんアウトですが、
怖いのは「不潔『感』」の時点で、
もうかなりアウト気味だということです。

で、また今度の機会にくわしく書きますが、
清潔感は、見た目の問題だけじゃないんです。

精神的にも、なんです。
クリーンな印象、と言ってもいい。

そう、「基準」ですね。
どこからどこまでがOKなのか。

このあたりのラインを
知っておくことは、必ず役に立ちますからね。